メイクアップアーティストになりたいと考えている方は、どのような資格を取れば良いのか、どのように勉強していけば良いのか気になっていると思います。この記事では、メイクアップアーティストとして働く場合に取得しておくと良いとされているおすすめの資格についてまとめています。
そもそもメイクアップアーティストとは
メイクアップアーティストと聞いて、どのような仕事を思い浮かべるでしょうか。多くの方は、テレビ番組や映画などに出演されている俳優さんのメイクをしているスタッフというイメージがあるのではないでしょうか。雑誌のモデルさんのメイクもメイクアップアーティストが行っています。メイクアップアーティストは、有名人のメイクを担当するだけでなく、一般人のメイクもしています。例えば結婚式で新郎新婦のメイクをするのもメイクアップアーティストです。特別な日の記念写真の撮影でもメイクアップアーティストがメイクを担当することがあります。
メイクアップアーティストは、その場にふさわしいメイクをする、メイクする相手の魅力や個性をより引き出せるようにするというような役割があります。メイクアップアーティストは、ヘアスタイルも担当することがありますが、この場合はヘアメイクアップアーティストとなります。メイクアップアーティストと聞くと、華やかなメイクをするイメージがあるかもしれません。しかし、老人のように見えるメイクや、ゾンビなど特殊メイクを担当することもあり、活躍の場は幅広いです。
メイクアップアーティストに資格は必要?
メイクアップアーティストになるためには、どのような資格が必要なのでしょうか。実はメイクアップアーティストになるために資格は必要ありません。資格がなくてもメイクアップアーティストになることはできるのです。しかし、資格を持っていない場合、自分のメイク技術をなかなかアピールできる機会がありません。資格を持っていることで、メイクの技術があることは証明されるので、より仕事をしやすくなるのです。
メイクアップアーティストとして活躍したい場合、メイクの資格を取得しますが民間資格はいくつか種類があります。どのような資格を取得しておくと良いのでしょうか。おすすめの資格はメイク検定です。この資格は一般社団法人JMAが主催している試験で、国内外で活躍できるメイク技術を持つことを証明できます。よく知られている資格で知名度があるので、履歴書にも記載できますよ。
メイク検定の概要や試験内容とは
メイク検定の概要や試験内容についてまとめておきます。メイク検定が気になるという方は、どのような試験なのか知っておいてください。
■メイク検定のレベル
メイク検定は3級から1級まであります。3級では、スキンケアやベースメイク、基本のメイク技術をマスターします。基本技術を仕上げるための過程と仕上がりがチェックされます。2級は、スキンケアからフルメイクまでの仕上がりが審査される内容です。3級よりもより高度な技術が必要となります。1級はモデルさんのお悩みを聞いてそれに合わせてメイクをするというものです。カウンセリングからスキンケア、ベース作り、フルメイクとカウンセリングシートの作成というような試験内容となっています。メイクアップアーティストとして活躍したい場合は、1級の取得を目指しましょう。試験は100点中80点満点以上で合格となります。
■メイク検定の受験料は
メイク検定の受験料は、3級と2級が各7,800円、1級が12,000円となっています。試験開催は、年2回(夏と冬)に実施されることが決まっていますが、詳細は公式サイトで確認するようにしてください。
メイクアップアーティストを目指したい場合におすすめのメイク検定の資格についてご紹介しました。美容専門学校では、メイク検定の試験も在学中に取得できることが多いです。幅広い知識を学ぶことができるので、メイクアップアーティストだけでなく、ヘアセットもできる、ネイルもできるなど活躍の場を広げやすくなります。美容専門学校への入学も検討してみてください。