美容の道に進むなら、美容専門学校に入学しますが、せっかくなら、学生の間に休みを楽しみたいものです。夏や冬、春休みなどが設けられているのか、どれくらいの期間あるのかを入学前にはリサーチしておきましょう。
1年次と2年次での休みには違いもある
東京のみならず地方にも美容専門学校が開校されていて、教育課程も2年と短く、美容師になりたい生徒の大半が通っているともいいます。昼間・夜間・通信コースもあり、働きながら通うことができるのも魅力的です。一般的に、9:00登校でそれから授業が開始され16:00授業終了となる時間割になっています。
美容科専門課程(カリキュラム)では、1年次と2年次では異なる部分も多々あります。例えば、1年次では身につけておきたい基礎知識と技術を勉強し、美容師を目指すのであれば、後期からはアレンジ・カラー・メイクなどをメインに授業を受けることになるでしょう。それぞれの夢に合わせた授業の選択や組み合わせができるのも専門学校のウリでしょう。卒業までにはいろんな行事があり、その経験が成長へと繋がるようです。
ここで気になるのは、大学や短大などと同様に夏休みや冬休みがあるのかということですし、あるならどのくらいあるものなのかも気になる点です。
年間たくさんの行事を開催する東京の美容専門学校では、最前線のプロフェッショナルな現場を体験する濃い行事を提案しています。ここでは、4月に入学式がありますが、2年次は始業式にあたります。8月には1年次も2年次もともに夏休みが設けられていて、前期終了は9月で期末テストが待ち受けています。
12月になれば、1年次も2年次もともに冬休みとなります。こちらの場合は、この休みを利用して海外研修や就職カンファレンスに力を入れているようです。ちなみに、3月が修了式と春休みに突入する1年次と違い、2年次では美容師国家試験や卒業式が待ち構えています。
語学留学などにも適した休みの期間
夏休みに突入するまでに美容基礎知識を身につけ、10月からは選択した授業でプロフェッショナルになるために専門分野を勉強します。夏休みや冬休みはテクニックをさらに進歩させるために適しているようです。
美容の本場である、ヨーロッパや欧米諸国などでの海外研修に参加ができることも魅力です。最新のトレンドやテクニックを学んだり、収集する目的であったり、気持ちを新たにするリフレッシュ休暇とする学生も少なくありません。
こうした休みを将来への投資時間と捉える学生は、語学力や国際的な視野を身につけ絶好のチャンスと捉えた語学留学にも活用しているようです。東京の美容専門学校の中にも、海外へ参加を促すところもあります。
通信制では休みにスクーリングをする
美容専門学校のカリキュラムは2年間に詰め込まれています。夏休みもありますが、高等学校に比べると短いところが多いようで、1年次で3週間、2年次で2週間というところもあるようです。夏休みは7月中旬から8月末日、冬休みは12月中旬から1月初旬というのが大概の美容専門学校で設定されています。
ですが、検定試験や就職活動などで休みの期間も異なりますし、2年次では就職活動で冬休みや春休みどころではないようですから、1年次でしっかり楽しむのがおすすめです。
リフレッシュできるように、クラブ活動や課外活動も提供されているので、心に余裕を持たせることができる美容専門学校を選びましょう。ちなみに、通信制であれば8月の夏休み、12月の冬休みに夏季・冬季スクーリングを受けることになります。
美容専門学校の夏休みや冬休みは、ある程度のリフレッシュ休暇が用意されているようです。しかし、休みをそうした消費にあてるのではなく、将来性を考えて学ぶことに使う生徒も少なくありません。
また、1年次では、長い休みが設けられていますが、卒業を控えている2年次ではその休みも若干短くなっているようです。就職活動や免許を取得するためにも、しっかり休みを活用できるようにするために、スケジュール管理もしておきましょう。