東京には学生がたくさん集まりますが、今は、美容業界で活躍したい学生が美容専門学校に通っている率も高いようです。しかし、専門性があるからこそ、年代的に通えない人はいないのでしょうか。在校生は何歳くらいが多いのかを調べてみましょう。
9割は高卒者という生徒数になっている
美容専門学校選びは、得られるであろう技術や知識、経験などがそれぞれの教育機関によって異なるので悩みどころではあるでしょう。就職率が高い状況にあるのも、それだけ求人が集まる有利な教育機関である可能性大です。
だからこそ、美容専門学校選びでは、カリキュラムが充実していることはもちろん、クラス編成、校風の違いを垣間見るためにオープンキャンパスに参加してみましょう。美容業界も多岐にわたり、活躍している年齢層もバラつきがあります。
学校というだけあって、10代の学生のみが通っているものなのでしょうか。生徒の年齢が気になるものです。例えば、東京に2校を開校している美容専門学校に通っている学生は何歳くらいで、男女比はどのくらいかといえば、やはり高等学校卒が9割で、残り1割を社会人や大卒、短大卒が占めているようです。美容に関わることもあり、女性7割という比率になっています。
ちなみに、東京に開校している美容専門学校の多くが、受験に年齢制限を設けていませんし、入学に関しても年齢に上限がないところも少なくありません。とある美容専門学校では、オープンキャンパスに社会人や大学生の参加が多いようです。
もちろん、高卒者が多いものの、社会人も楽しいスクールライフを送っている話しも聞かれています。自分に合うかを確かめるためにもオープンキャンパスに参加するのはおすすめできます。
社会人も再進学という道が切り開ける
美容師だけではなく、アイリストやブライダルプランナーなどまで、たくさんの仕事に就くことができる、そうした技術や知識を美容専門学校で学ぶ学生は寮生活もしています。少しでも学費の足しにしたり、経験を積むためにアルバイトを認めるところもあります。
例えば、ブライダル企業でのアルバイトを紹介しているのは、ブライダル業界を目指す学生を受け入れる美容専門学校です。もちろん、20代や30代の年齢の生徒も通っているようですが、こちらでは働きながらの通学に関して大変だということを話しています。正社員として働きながらの生徒は在籍しておらず、休職届けを出すなどしてしっかり勉強に時間を費やしているようです。
もちろん、大変だからこそ『再進学』の入学支援にも定評があります。再進学者のみが受験可能な社会人特待生入学制度もあって、面接のみで受験ができるのはありがたく感じられるようです。
こうした支援によって在校生のうち約12%が再進学者だといいますから、美容業界で活躍したい、そうした同じ夢を持つ決意をするなら年齢による壁はないでしょう。
就職のことまでしっかり考えてみる
美容に関していえば、必ず役に立つものなので勉強して損することがありませんから、ライフスタイルに合わせて通うことができます。学費を稼ぎながらの通い方もできるので10代の生徒数が多いのは確かです。
しかし、居住地やライフスタイルから通学先を選択できたり、すでに美容業界で働いている人のための通信教育課程までが存在しているのですから、生涯学習ではありませんが、いくつになっても学ぶことは可能です。
ただし、就職となれば年齢が不利になる可能性は否めないでしょうから、進路を決めるときのバックアップ体制が整っているところを選びましょう。ちなみに、年齢層が高くとも採用されやすいのは化粧品販売員であったり、結婚していることが魅力になるウェディングアドバイザーなどです。
東京に開校している美容専門学校では、就職率が高い傾向にあり、通っている生徒の年齢も若い10代が圧倒して多いようです。どのくらいかといえば、1割を社会人が占めている程度です。
それだけに、年齢によってジェネレーションギャップが否めないように感じられるものの、同じ夢を持つ生徒同士、楽しいスクールライフを過ごしているようです。そうした内容を知るためにも、まずはオープンキャンパスに参加してみて、直接自分の目で確認してみましょう。