「一人暮らしの物件は、どんな基準で選べばよいのだろう」「失敗しないために、気をつける点を知っておきたい」こんな悩みを抱えていませんか。この記事では、はじめての一人暮らしの不安を解消するために、物件タイプの特徴や、物件を選ぶ時に重視したい点についてご紹介します。ぜひ、自分に合った物件選びの参考にお読みください。
暮らし方にはさまざまなタイプがある
一人暮らしの物件には、さまざまなタイプがあります。ここでは、3つのタイプの特徴をご紹介します。
■一般賃貸
一般の賃貸物件とは、学生に限らず賃貸されている物件のことです。物件数が豊富なため、間取りや築年数、設備等をこだわって選べるのが最大の特徴です。一般賃貸では、門限や人の出入りに制限がないので、親が自由に宿泊できるメリットがあります。自由度が高い分、食事や掃除の管理も必要となるので、自立性が求められるでしょう。
■学生マンション
学生マンションとは、学生のみ入居のできる物件です。近年、一般賃貸の中にも学生マンションは増えている傾向にあります。学生専用に貸し出されているので、一般の賃貸物件に比べ、「オートロック」や「防犯カメラの設置」などセキュリティが充実した物件も多いようです。自由度の高い生活ができるため、アルバイトなどの時間も自由に設定ができます。しかし入居者が学生のみということもあり、深夜の騒音が問題になることもあるようです。
■学生寮
学生寮は、食堂や風呂、トイレなど部屋以外の設備が共同スペースという特徴があります。また寮母さんがいて朝夕の食事を用意してもらえるので、栄養面での心配がいらないのは学生寮のメリットといえるでしょう。家具や食器などもそろえる必要がなく、家賃も安い傾向があります。しかし、門限や食事時間の決まり事があるので自由度は低めです。
自由度の高さに大きな差がある
物件のタイプによって、自由度の高さには大きな差があります。まず一般賃貸と学生マンションの大きな特徴は、自由に生活ができることです。人の出入りや門限、食事時間のルールが一切ないので、自由度の高い生活が送れるでしょう。一方で、学生寮の場合は人の出入りや門限、食事の時間も決まっている場合が多く、自由度は低くなります。中には、親の出入りにも制限がある学生寮もあります。
セキュリティや周辺環境など重視したい点とは
とくに女性の方は、セキュリティが充実した物件を選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。最後に、セキュリティや周辺環境で重視するとよい点についてご紹介します。
■セキュリティ
まず、セキュリティを重視する時に選ぶポイントは「オートロック」が付いているかです。オートロックでは空き巣対策のほかに、訪問営業を断りやすい、自宅と合わせて2重の鍵になるという安心感があります。オートロックのないアパートでは、防犯カメラやモニター付きのインターホンがついていると安心でしょう。
■周囲環境
コンビニやスーパー、ドラッグストアが近くにあり、買い物に困らない場所は人気が高い傾向にあります。またアルバイトを考えている場合、飲食店の多い地域に住むことでアルバイトに通いやすいメリットもあります。
まとめ
今回は物件のタイプを比較しながら、自由度やセキュリティで重視したい点についてご紹介しました。はじめての一人暮らしは、わくわくしながらも不安を感じることも多いと思います。悩んだ時は「どのような学生生活を送りたいか」を基準に、自分のゆずれない条件を書き出してみるとよいでしょう。書き出した条件をもとに、物件タイプを選ぶことで自分に合った物件選びができるはずです。