「美容師」というと、おしゃれで華やかなイメージがありますよね。しかし「将来は美容師になりたいと思っているけれど、自分に向いているかわからない…」という人も多くいるのではないでしょうか。今回は、美容師に求められる適性についてご紹介します。どのくらい自分に当てはまるかぜひチェックしてみてください。
美容師に向いている人の特徴
美容師にはどんな人が向いているのか、その特徴をご紹介します。
人とコミュニケーションをとるのが好き
美容師は、毎日さまざまなお客さんの対応をします。なかには気難しいお客さんやこだわりの強いお客さんの対応をすることもあります。そのような場合でも、お客さんをよい気持ちにさせるようなコミュニケーションをとることができる人は、美容師向きだといえるでしょう。
美容に興味がある
日頃からさまざまなヘアースタイルやメイクを研究するなど、美容に対する意識が高い人も美容師向きです。常に最新の美容情報に興味を持ち、日々の仕事に活かせる人であれば多くのお客さんを満足させられる提案ができるでしょう。
努力家
一般的に、美容師はアシスタントからスタイリストになるまでに3年以上かかるとされています。アシスタントのうちは特に、先輩スタッフの施術のサポートやさまざまな雑用などを任されることも多いでしょう。さらに、営業時間外にカットの練習をする必要もあります。そのため、きつい下積みの期間でも前向きに努力できる人は、美容師に向いているということができます。
美容師に向いていない人の特徴
一方で、美容師に向いていない人にはどんな特徴が挙げられるか、解説していきます。
人と話すことに苦手意識がある
美容師は、お客さんと接する仕事であるため、人と何気ない雑談をすることが嫌いであるという場合、美容師向きとは言えないでしょう。また、お客さんの髪の悩みを聞いたり、ヘアースタイルを提案したりすることも美容師の大切な仕事です。そのため、仮に会話が得意でなくても、最低限お客さんとコミュニケーションをとってお客さん好みのヘアーを実現させようという姿勢は必要だといえます。
自己管理ができない
厳しいアシスタント時代から始まる美容師ですが、スタイリストになって実力が認められるようになると、お客さんから多くの指名を受ける立場になります。指名を受けるということは、ほかに替えが効かないということです。体調を壊しやすいという人や、体力に自信がないという人は、将来的に美容師を続けるのが難しくなる可能性があります。
美容師に求められる適性
ここまで、美容師に向いている人と向いていない人の特徴についてみてきました。一般的に、美容師になりたての頃はアシスタントとして多忙な日々を送ることも覚悟しておく必要があります。そのような中でも、人と話すことや、髪・美容について「好き」という気持ちを保ち続けるマインドがあるかが、美容師の向き不向きを考える際の大きなポイントとなるといえるでしょう。
逆にいえば「不器用だから美容師には向いていないのではないか」と技術面で不安を抱いている人は、深く心配する必要はなさそうです。手先の器用さなどは、後から練習することでいくらでも挽回することが可能だからです。
まとめ
今回は、美容師に向いている人の特徴についてご紹介しました。一般的に、美容師には美容に関する興味関心やコミュニケーション力が必要な場合が多いといえます。今回ご紹介した美容師に向いている人の特徴に多くあてはまった人は、すでに美容師としての適性は備わっているため、美容師になってからも活躍できる可能性が高いといえるでしょう。一方、今回の記事を読んで「自分にはやはり美容師は難しいのではないか」と思った人も、努力によって解決できることはたくさんあります。せっかく美容師になりたいという夢をもったのであれば、ぜひあきらめずにチャレンジしてみてください。