美容業界で大切な要素のひとつに、安心安全を含めた信頼性が挙げられます。お客さんから信頼してもらうためには、豊富な専門知識に基づいた高品質なサービス、安全性の徹底、さらに優れたコミュニケーション能力が必要です。今回の記事では、頭に入れておくと便利な美容の豆知識について紹介します。接客する際に役立ててみてください。
役立つ雑学はお客さんに喜ばれる
美容関連の仕事は、肌をはじめ、お客さんの体に直接触れる機会も多く、最低条件として、リラックスしてもらうことが肝心です。そのためには、緊張を解きほぐすコミュニケーション能力が大きなカギを握ります。ただ、これはすぐに成長するものとは限りません。どちらかといえば、経験を重ねて育んでいくものです。
そこで案内したいのが、美容にまつわる雑学を即戦力の武器にすることです。ためになる雑学は、驚かれたり、喜ばれたり、感心されたり、相手からさまざまな反応が返ってくるものです。面白い雑学でお客さんを楽しませれば、接客の印象もよくなり、結果として、顧客満足度アップにもつながります。
意外と知らない美容の基礎知識
ところで、みなさんはどんなふうに髪を洗っているでしょうか?最初に丁寧にブラッシング、その後、ぬるま湯で汚れをある程度洗い落とし、それから、泡立てたシャンプーで頭皮をやさしくマッサージするように洗う。そして仕上げに、地肌にシャンプーが残らないようにたっぷりとすすぐ。これが、おそらく基本のやり方でしょう。
では、トリートメントは?もしかすると、シャンプーと同様に、頭皮までまんべんなくつけて洗っている方もいるかもしれません。そうした場合、毛穴が詰まる可能性があったり、かゆみなどの頭皮トラブルに繋がったりする恐れがあります。コンデションはあくまで毛先をメインになじませるのがベストです。話は変わって、次は少々ミステリアスなテーマを。なぜ高齢女性の中には髪を紫色に染める人がいるのか、と日頃から気になっていた方もいるでしょう。
結論からいうと、すべてはオシャレ意識のなせるワザです。実は、紫色に染めると、パサついた印象の白髪がつやっぽく見える色彩上の効果があります。つまり、見栄えをよくするための演出というわけです。そこには、日本人の白髪がやや黄色みがかっている、という特性も関係しています。この雑学は、思わず誰かに話したくなる美容テーマの鉄板ネタといってもいいでしょう。
すぐに使える美容の豆知識
この項では、身近な暮らしの中でもすぐに実践できる豆知識を紹介しましょう。ずは、お風呂の浸かり方についてです。副交感神経を優位にするリラックス入浴法は、ぬるめのお湯でじっくり20分間、半身浴するのが一般的。
では、逆に、免疫力を向上させるにはどうすればいいのでしょうか。これは案外知られていないかもしれません。方法は簡単です。40度ぐらいの熱めのお湯で10分ほど全身浴するだけです。こうするとうっすら汗ばんでくるほど体が温まります。お風呂の浸かり方ひとつとってみても、その日の体調に合わせ、使い分ければ、ちゃんと役に立つ美容対策です。
試す際は、風呂上がりの水分補給を忘れないでおきましょう。意外性にあふれた雑学としては、オリーブオイルのうがいがあります。オリーブオイル大さじ1杯を口の中でゆすぐだけで、口臭、歯周病予防に効果あり、です。それはなぜか?オリーブオイルには口内の細菌繁殖を抑制する作用があるから。まさに天然由来のオーラルケアといえます。
まとめ
気になる美容雑学はありました?健康と並んで美容もまた、生きていく上で大切な柱です。肌の調子次第でその日のやる気そのものが変化したり、自分に自信が持てたりと生活の質も良くなっていきます。今回の記事では、接客時のちょっとしたネタになる豆知識を解説しました。紹介した情報を頭の片隅に置いておいて、いざというときに活用してみてください。