美容専門学校の入学試験では、面接も重要視されます。面接時は、どのような髪形やメイクが好ましいのでしょうか。美容専門学校だからこそ、身だしなみには配慮する必要がありそうですよね。いったいどのような点をチェックされているのか、面接で見られているポイントを踏まえて詳しく説明していきます。
第一印象が大事!好ましい髪型やメイクは?
美容専門学校は美容師や美容業界で活躍する人材を育成する学校です。これらの職業はお客様と一対一で関わる接客業です。接客業では、身だしなみによってお客様に与える印象が大きく左右されます。そのため、髪形やメイクにも最大限の配慮をする必要があります。
美容専門学校の面接においても、そのことを考慮して身だしなみを考えることが大切です。自分が美容室に行った時に、どんな美容師さんから接客を受けたいかという視点で考えるとわかりやすいかもしれませんね。清潔感のある洗練された美容師さんに接客されたいと思うのではないでしょうか。
ただし、美容業界だからといって、自分の髪形やメイクを過度にアピールする必要はありません。お客様に心地よく感じてもらえるような身だしなみを心がければ大丈夫です。お客様に不快感を与えることのないように、寝ぐせや爪等は整えておきましょう。メイクは学生らしいナチュラルメイクが好ましいです。濃いメイクではなく、血色がよく見えて顔が明るい印象になるようなメイクがよいでしょう。
言葉遣いや表情も意識しよう
接客する際には、言葉遣いや表情も重要になります。当然面接でもチェックされるので、普段から意識しておくとよいでしょう。言葉遣いに関しては、まずは丁寧に受け答えするという姿勢が大切です。それに加えて尊敬語や謙譲語の使い分けがきちんとできているか、間違った敬語を使っていないかもポイントになります。
面接では、緊張するとどうしても表情が硬くなりがちです。口角を上げてなるべく明るい表情で会話をするようにしてみましょう。せっかく自己アピールをする場なのに、下を向いてしまったり目線が泳いでしまったりすると説得力がありません。しっかり面接官の目を見て、はきはきと受け答えをしましょう。実際にはずっと目を見つめるのも難しいので、目と鼻の間ぐらいを見ると威圧感なく会話ができますよ。
美容専門学校の面接でチェックされるポイントとは
美容専門学校は美容師や美容分野で活躍する人材を育てる学校です。入学試験の面接ではそういった職業に就くにあたっての素養をそなえているかがチェックされています。お客様と関わるにあたって、身だしなみや言葉遣い、マナーに配慮できる人材であるかどうかといったところが重要です。
そして内面の素質では、つらいことがあってもすぐに辞めてしまうことがないような、忍耐力や粘り強さがあるかどうか、素直さや前向きな心があるかといったところも見られています。
まずは身だしなみや言葉遣い、マナーをクリアできているというのが大前提です。それができていて初めて、自分の話を聞いてもらえると思ってもよいでしょう。なぜ美容師になりたいのか、美容分野でどのように活躍したいのか、その学校でどんなことを学びたいのかといった自分の熱意をしっかりアピールしましょう。
面接となるとどうしても緊張するうえ、チェックされているポイントもたくさんあるので不安になるかもしれませんね。しかし、言葉遣いやマナー、身だしなみといったところは普段から気をつけていれば自然とできるようになります。面接前に付け焼刃で身につけても、言葉遣いを気にし過ぎてしまい肝心の話の内容がまとまらなかった…ということになりかねません。正しい言葉遣いやマナーを意識しなくてもできるように普段から気をつけて取り組みましょう。