仕事をするうえで、英語力の重要性がどんどん高まっている昨今ですが、美容師という職業に焦点を当てた場合はどうなのでしょう。英語をまったく話せないよりは、ある程度話せた方がよいと思いますか？今回は、美容師にも英語力が必要なのかどうかを解説していきますので、その際のメリットなど、参考になりましたら幸いです。

美容師にも英語力は必要

観光客を筆頭に、在留外国人、留学生など、海外から、この日本へ来る外国人は年々増加しています。美容院という場所にスポットを当ててみた場合も、外国人のお客さんは増えている傾向といえるでしょう。内訳こそまだまだアジア圏の人たちが多いとはいえ、世界的に使われている公用語は英語です。ですから、それなりの英語力があれば、大半の人とコミュニケーションを取ることができます。

ヘアスタイルというのは、その人の印象を左右する大事なポイントです。それは日本人でも外国人でも関係ありません。ジェスチャーや写真などを使って、好みのスタイルを聞き出すこともひとつの方法ですが、それだけでは満足のいくサービスを提供しきれない可能性も充分に考えられるでしょう。より詳細なニュアンスを伝えるには、やはり言葉が大切になってきます。

つまり、美容師にも英語力はあった方が断然有利なのです。現在のところはまだ、すべての美容師が英語を話せるわけではありません。だからこそ、そのタイミングをチャンスととらえてみてはいかがでしょうか。今ならまだ、英語力を武器にできるときです。日本人だけにかかわらず、外国人相手にも進んで接客できる美容師を目指してみていはいかがでしょうか。

美容師が英語を身につけるメリット

英語が身についている美容師は、活躍の場を広げることも可能です。たとえば、海外勤務や海外研修といったことも夢ではないでしょう。現在勤務している美容院が、海外に支店を出すことになったときなど、すでに英語が話せる状態であれば、すぐにでも次のステップへ進む選択肢が持てます。

もしくは、以前から海外進出を果たしていた美容院で働いている場合なども同様に、英語力があれば美容師としてさらに仕事の幅を広げられるでしょう。もちろん日本での勤務においても、英語が話せるメリットはたくさんあります。

英語が話せる美容師がまだ当たり前ではない今、お店に来る外国人は全員、英語で対応できるスタッフに回ってくるのではないでしょうか。英語ができないことで大切なお客さんを取られてしまうのは残念に思うでしょう。つまり、英語力があれば必然と集客率のアップにもつながるということです。そして、そんなスタッフを見た日本人のお客さんからも、尊敬のまなざしで一目置かれること間違いなしでしょう。

美容師が覚えておきたい接客英語

ここでは、覚えておくと役立つ接客英語をいくつかのシーン別に分けて紹介します。

来店時

Thank you for coming .（ご来店ありがとうございます。）
Please have a seat .（お席に座ってお待ちください。）

施術中

I am your stylist . Nice to meeting you.（私はあなたの担当です。よろしくお願いします。）
How would you like to get hair cut ?（どのようにカットしますか？）
how short you like to cut ?（どのくらい短くしますか？）

会計時

The total is 11,000yen.（お会計は1万1,000円です。）
Would you like to pay by card?（支払いはカードですか？）
Its all set .（完了しました。）

退店時

This is your stuff . Here you go .（こちらがあなたの荷物ですね。どうぞ。）
We hope to see you soon .（またのご来店を楽しみにしています。）

まとめ

ほかの職業に目を向けると、それなりに英語が話せるといった人も多いでしょう。しかし美容師の間では、学生時代に英語の授業を受けたことがあるくらいという感覚で止まっている人が大半です。それには、国家試験の科目に英語が含まれていないということも影響しているのでしょうか。そんななか、昨今では、TOEICを受けられる美容専門学校も話題となっています。これからの時代、英語は大変重要なツールのひとつです。日本の美容技術をもっと世界に発信するためにも、美容師における英語力も大いに期待していきましょう。

【東京】おすすめの美容専門学校情報一覧

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学校名	マリールイズ美容専門学校	国際文化理容美容専門学校	山野美容専門学校	日本美容専門学校	東京ウェディング＆ブライダル専門学校
取得可能な資格	美容師国家資格、メイクアップ技能検定など	美容師国家資格、理容師国家資格など	美容師国家資格、各種アイデザイナー技能検定など	美容師国家資格、日本エステティック協会認定資格など	美容師国家資格、ブライダルプランナー検定など
学費	専門課程：217万8,000円（税込）（2年）※教材費込み	未公表（資料請求が必要）	専門課程：約286万円～298万円（2年）※教材費込み	専門課程：約247万円～267万円（2年）※教材費込み	ウェディングプランナー科：約260万円～290万円（2年）※教材費込み
支援制度	奨学金制度※延納も可　など	奨学金制度、特待生制度、兄弟・姉妹支援制度　など	奨学金制度、学費支援制度　など	奨学金制度、カウンセリングルーム　など	奨学金制度、特待生制度　など
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